旅カメラを語ろう
もう2週間も前に、「魔法 耳さん、旅カメラは何をお使いですか・・?。」というメールを頂きました。ご返事が遅くなりました・・・。
ワタシは旅カメラには高価なカメラは使っていないです。
現在使用しているのはフジX-M1が中心です。ミラーレスです。これはとても軽くて重宝しています。
この組み合わせで、ほとんどの記録には困ることがありません。
カメラに付けているのがXF27ミリ単焦点で、右の小さい方がXC16-50ミリズーム、奥がXC50-230ズームです。
27ミリは標準ですし、16ミリの広角域から中望遠は短いズーム1本で充分事足りますし、やや遠くの望遠域では230ミリに助けられています。
これを、
このようにバッグにつめて、
このバッグをタスキ掛けにして持っていくようにしています。
バッグはまだまだスペースありますので他の物も入りますし、結構助かっていますよ・・・。
X-M1を手に入れるまではペンタックスの古いデジタルDS2を使用していました。
これもよく写るのですが、画素が600万画素。それよりもかさばりますので一眼は段々使わなくなりました。
しかし、昔からのペンタックスファンですのでレンズは残している分は利用しています。
例えば、
この左側は変換マウントアダプターなんですが、ボディ側がフジ、レンズ側がペンタックスKマウントです。このKマウントに、さらに右側のリングを噛ませるとPマウントに様変わり・・・、プラクティカマウントレンズが利用できます。
マウントにSMCタクマー55ミリをはめた例です。これがマニュアルでしか利用できないのですが、また綺麗に写るのですよ・・・。(^-^)。感激です。
これは往年の名レンズ、西ドイツのレフェノンですが、実は国産トミオカ製です。
これも利用できます。135ミリです。
また、
ちょっとボケてしまいましたが、SMCタクマーの28ミリです。これは被写体深度が深いので、遠近写すにはフォーカスをいじらなくてもすみます。きわめて使いやすいレンズです。
実はこれ、18歳の時にワタシがバイトして買った最初のレンズなんです。今も黴ひとつ無く、グリス切れも起こさずにスムースに動作しています。(^-^)
コムラノンなど、馬鹿大きくてしかも重いズームはすべて処分してのですが、オークで買って頂いた方からも大変好評でしたよ・・・。
こんな使い方も出来ます・・・。
ペンタツクスのKマウントレンズをつけて遊んでみるのも楽しいです。
DS2と一緒に買ったデジレンズや、フィルム時代からのオートフォーカスレンズをつけてみると、焦点距離が約1.5倍になりますので100-300ミリのズームですと150-450ミリ換算になり、超望遠域になります。
いつもすべてのレンズを持ち歩く訳ではありませんから、ここに載せた事例は鉄道旅行には向きませんが、車やバイクで足のある時には大いに利用しています。
フィルムカメラの時代が終わり、かなりのカメラを処分しました。ライカM4など買いたたかれはしましたが、それでもそれなりには売れました。ズミクロンなどMレンズも一緒に引き取ってもらいました。いま残っているのは売れないものばかりで、ガラクタ扱い二束三文といったものが手元に残っているものです。
珍しいニコンのMマウントは友人に差し上げました。アルミの削り出しで兎に角重いの一言です。写りはさすがニコン、シャープすぎます。
どうせ売れないなら何とか活用してやろう・・・という手立てがアダプターの利用です。昔のレンズは味があり、重いというのは欠点にしても何故か魅力がありますよね・・。
オーストラリアや外国のPレンズはやたら描写が甘くて、期待外れなものもありましたが、それにしてもよくいろいろ集めたものだと自分に驚きです(^-^)。
以上が旅カメラについてのお話です。
旅には、とにかく小さくて持ち運びしやすく、軽く丈夫な機種を選ばれるといいでしょう。
X-M1の利点を一つ・・・。(笑)
ファインダーがありません。スクリーンで確認しながら撮影です。ワタシは
いつも首からこのカメラをかけていますので、美術館など「カメラ禁止」の所では自然に手がシャッターボタンにあたってしまいます。スクリーンは可動式で上から覗けます(^-^)。
撮ってはいけないものを撮ったりしてはダメですよ・・。ルールは守らないと・・・。でも、手があたってしまえばどうしようもないですよね・・・。(笑)
つまらない事を言ってしまいました。聞かなかったことにして下さい。(^-^)