人生は夕暮れから面白い

冒険心と感動を持たない人生はつまらない

何気なくフェリー航路の地図を見ていました 

 先ほど見ていたのは津軽海峡フェリーという会社のものなんです。函館~青森航路と函館~大間航路に大型フェリーを就航させているんですね・・。いやあ、知らないというのはまさに不徳の至りで、国鉄が廃止になり青函航路が無くなってからフェリーに乗ることもなかったので、営業が行われていることすら知らなかったのです。

 この航路を使ってみても楽しいだろうな・・・とふと思ったのですよ。

 新日本海で苫小牧まで行き、函館まで走って大間へ津軽海峡フェリーで渡れば恐山へも行けそうです。

 恐山は20歳の若いときに行きましたが、当時は地道であって路線バスが砂埃を舞い上げながら走っていました。

 行きたいなあ・・・と思うのはやはり今別町の、あの海辺の田舎道も同じですね・・・。決して何も見所の無いところですが、何となく絵になり懐かしく思い出されるところです。

 こうして地図を眺めて、ホームページなどで昔の旅の軌跡を調べると、夢がどんどん膨らんでいくばかりです。

 

 今年はもう新日本海フェリーを苫小牧まで予約し、オロロン街道を突っ走って北上予定なので残念ながら函館には行かないのですが、来年への希望が繋げたようで嬉しく思いました。

 東北も好きですよ(^_^)/~。素朴さって言えば怒られますが、土地の純朴さがとても好きなんですよ。

 仙台の駅がより近代化になって、高架になったのですねぇ・・・。知らなかったのです。昔の、レールが柱代わりに曲げられて、屋根を支えていたホームの時代しか覚えていないですから、どのように変わったのか見てみたいです。

 でもなあ、やはり昔の鄙びた駅舎は遠くへ来たという実感と、知らない土地へのあこがれと、さらに感動を誘ってくれましたからワタシはどうしてもノスタルジャアに駆られてしまう方ですねぇ・・・。(>_<)

 自分の住んでいるところだけ近代化されて、地方はそのまま置いておくというのも、こりゃエゴな考えなんですが、遅れているよりは発展した方がいいにしても、風情や郷愁が失われてしまうのは何か悲しい気がしますよね・・・。

 

 ワタシの常に乗り降りしている駅も昔は汚い駅で、駅前に小さな広場があり、駅を入ってから上り線は跨道橋を渡らないといけなかったし、昔は東側は以後単線であったのにそれがどんどん発展していくなかで複線化し、さらには複々線化の工事を現在行っている状況ですからね・・・・。

 駅ビル・・・なんて笑ってしまいますが、こんなものまで出来ているのですから・・・。

 

 いくら村も町も変わっても、変わらないのは人の情けだけです・・・(^_^)/~。

 昨日のことですが、苫小牧でライダーハウス「いちごいちご」を経営されていた「いわまつ姉さん」にお電話しましたところ、「もうやめてしまったのですよ・・、母親の体の調子が悪くて・・。」とおっしゃっていました。

 ワタシはお会いした事は無いのですが、さすが伝説の岩松姉さん、もうご親切に他のライダーハウスとか、また札幌までの出方とか、さらには現在の天気までこと細やかにお話下さり、もう感激の一言でしかありませんでした・・。(*^_^*)

 ライダーの間では、親切さと慈悲深さと、さらには面倒見の良さで右にも左にも出る人は他にいない・・・と言われた、ホントにニンゲンが出来た方と伝わっています。

 一度泊めていただいたら、また足を運びたくなるのだとか・・・。その伝説の岩姉さんにお会い出来なかったことは残念でしたが、世間にはとてもほのぼのする方がおられるんだなぁ・・・と正直感激の一言でした。

 岩松姉さんご自身も、お体にお気をつけられて、ぜひ充実した日々を過ごして下さいよ・・と願うばかりです。

 旅に出ると、ホントに人の温もりってありがたいですねぇ・・。若いときには旅でいろんな方にお世話になりました。だから、せめてものワタシの出来ることとしては旅の青年に冷たいモノを差し入れたり、カンパしてあげたり・・・時には食事をご馳走させてもらったり、親身に話しを聞いてあげて、青年の苦悩を和らげてあげることぐらいしかありません。

 旅に出ると人は優しくなりますよ・・。(^_-)

 そうしてワタシも旅を長年してきたのですものねぇ・・・。

 

 その岩松様から、今日も何度もメールも頂きましたし、またお電話で秘境のご説明も受けました。もうここまでして頂いて嬉しいかぎりです。ありがとうございました。

 さらにはお忙しい中を、夜にはわざわざお電話まで下さったのですよ。本当に有り難いばかりでした。 

 苫小牧の宿泊ですが、とうとう断念しました。市内の大企業、出光の何かイベントがあるらしく特定の日だけは何処も全館満室で、登別まで行くか伊達か、あるいは札幌まで出ないとホント・・・宿が探せなかったのです。

 願わくば、ワタシが苫小牧に下りる日が天気であることを願うだけです。まあ、暗い夜道にしろ高速なら大丈夫でしょう・・・(^_^)/~。パーキングエリアもありますからね・・。

 

 もう7月・・・・、地方は祭りの季節ですねぇ・・。小さな祭りであっても、その土地に息づいている伝統に触れることで、懐かしさと躍動感を覚えますね・・。まさに日本の夏の美しさがここにありますよね・・。(^_^)/~

 土地の美しさが、人の心の美しさと優しさを作る・・・、きっとそうに違いないですよね。

 

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 ライダーハウス・居酒屋「いちごいちご」

 いわまつ姉さんのご健康とご多幸をお祈りしております。(*^_^*)

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                 津軽海峡フェリー 

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                      ハマナスの花

 

 

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