大塚国際美術館に行ってきました。
たかがパチモンと侮るなかれ~~のすごい美術館ですよ。学芸員の方が団体の説明をされていたので一緒について回りました。驚くべきことに、数分違わずサイズも、また色も額まで再現しているのですねぇ・・。
これはパチモンなんて呼んだらバチがあたるで~~と思うほど引き込まれてしまいました。館内を4時間弱、閉園間際まで鑑賞していました。熱海のMOA美術館と競うほど大きな美術館で、館内を歩けば4キロはかかると言われていましたから、一応全部は見たつもりなのですが、まだまだ見落としているものもあり、いささか心残りでした。
ワタシの興味を持った事を学芸さんに聞いてみたのです。誰も聞かないですからね・・。(^_-)
これを作るのにあたり、著作権使用料はかなりの金額がかかったのですか?と、許可をいただけなかった美術館もあるのですか?という、まあワタシなりの素朴な疑問でしたが。
やはり著作権使用料の契約がイチバン高くついた・・・という事でした。金額は具体的にはおっしゃっていただけませんでしたが、もう世界の名作ですよ・・・、決して安い筈ないですよね・・(-_-)。
それに、いくら折衝しても陶板で複製を作るという事で馬鹿にされて話し合いにも進めなかったり、いくら交渉しても許可が下りず断念したというようにも話されていましたねぇ・・。
それでも1100点を遙かに超える名作ばかりですから、さしずめ庶民の身で金額を推し量れば、1点1000万から1億・・、建物設備を入れて4000億は下らないなあ・・と驚愕したような訳です。この金額はワタシなりの算出ですから、果たしていくらかかったのかは公開されていないと思います・・・。
日本一入場料の高い美術館という事でしたが、ホント・・・・いい物を見せてもらいましたよ(^_^)/~。
帰ってきたのが9時前。
ですから、まだmahomimi`blog・・・この日記ブログの表版には公開できていないのですが、明日あたりから整理して書き込みたいと思っています。
写真は好きなだけ撮ってもよい・・・という事なので思う存分好きな作品を撮らせてもらいました。
それでも一部しか撮れていないのですよ・・。こりゃじっくり見てみようと思えば3.4回は足を運ばないと見れないですねぇ・・。
それだけの魅力は十分ですからねぇ(^_^)/~。
しかしぃ、これを後生に残そうとした大塚の創業家の努力に頭が下がります。
先月行きました世田谷の静嘉堂文庫にしてもしかりですが、関東や地方の実業家は、資材を投げ打っても美術品の収集に尽力されるのですが、なぜ関西の実業家にはそんな人が少ないのか不可解です。確かに関西の佐治 敬三氏のように古美術に力を尽くされてサントリー美術館を作られた方もいますよ・・。でも、これは東京ですよ・・、やはり。今は移転して東京ミッドタウン内です・・・。(-_-)
大阪には藤田美術館があるやないか~~と言われても、藤田男爵は長州人ですからねぇ・・・。
大阪の人は、ホント・・・余り個人美術館の話は聞かないですねぇ・・。
また、機会があれば行ってみたい美術館です。ただし西洋画が全てで、日本画は1点もありませんでした。今度、日本画もセラミックで焼いて展示してほしいですよ・・・。(^_^)/~
ワタシは日本画が好きなのですがねぇ・・・。西洋の女性画も美しいですが、鏑木清方のように、全身がしびれるような妖気な美しさがあふれた作品をいっぱい見てみたいですわぁ・・・。
清方見たかったら鎌倉に行けぃ~~~と言われそう(-_-)。それもそうなのですがねぇ・・・。おっしゃるとおりです・・・ハイ!。
ミケランジェロの作品です・・。しかし、すごいですよねぇ・・(^_^)/~
昼を食べたウェスティンホテルに掲げられていた写真の猫です。
淡路島には猫美術館もあるのですねぇ・・・。(^_^)/~
このホテルで、一服しに灰皿まで出かけたときに外人さんに遭遇・・。
「失礼します・・。」と火をつけて、
「で、どちらからこられたのですか?。・」
「ベルギーです・・・。」
「そうですか・・、旅行ですか?。」
「ハイ、あなたは?。お仕事ですか?。」
「いやぁ・・、休みでここに来て見ました。」
あと二言三言の会話をして・・・・、
一服吸い終わり・・・、
「楽しい旅行にしてくださいね・・・。」
「アリガト・・・。」
と、訛りの強いエーゴでしたね・・。ワタシでは無いですよ・・外人さんが(^_^)/~。
ワタシはブロークンな、超ドヘタなエーゴでした・・(>_<)。
エーゴじゃないなあ・・・、エゴかな?。(^_^)/~
ワタシは誰にも優しいのですよ・・・(^_^)/~。