人生は夕暮れから面白い

冒険心と感動を持たない人生はつまらない

昨日帰って来ました・・。

 フェリーの往復切符では今日14日が岐路になっていたのですが、大雨であり、しかも松山で泊まりましたので、1日早めて帰ることにしました・・。

 

 1日目 、午前5時過ぎに高松着。ここから気温12度の中を高知に向かって走り出しました。早朝ですから店も開いていません。コンビニでサンドイッチとコーヒーの軽い朝を取り、ひたすら走りました・・・。モーニングうどんも6時半からですから開いていません・・。

 このペースでは高知には予定より早く着きそう・・・と思い、徳島県の西端の山間部で、国道32号から徳島県道32号に入り、「祖谷のかずら橋」を見に行くことにしました。これがとても細い、寂しい道で誰にも会わない20キロの曲がりくねった山道でした。舗装とされていますが、それも痛んでガタガタで、しかも古びて錆びたバス停が片や山肌、片や崖と言うところにあり、な・・・なんじゃあ~~これ・・・とハテナマークが一杯つくほどでした。人家も無く、ただの薄暗い山道にバスは通れるのかさえ疑問でしたから・・・。

 バイクのメーターが壊れたと思ったのです・・。速度計は20キロと出ていますが、距離計が末尾「5」から走っても走っても切り替わらないのです。メーターのワイヤーが切れたかなあ・・と錯覚したのですが、曲がりくねった山道を進む速度計はきちんと表示されていますからねぇ。

 速度が出ていなくて、しかも感覚的に・・・とてつも無い距離を走っているようでも、実は1キロに満たなかった為で・・・、「5」がようやく「6」に切り替わってようやく事無きを得ました。

 しかし、こんな山道を通り誰が観光に来るんや・・・秘境過ぎ・・・と思っていましたら、ようやく20キロ進んだところから人家が点在しだして、しかもマンションすら建っているし、ワタシの頭はまさしく糊状態にドロドロになってしまいましたね・・(-_-;)。

 この地域の人たち、まさかこの道で通勤?と不可思議過ぎました。それが解決したのは村の端にはりっぱな県道46号がついて、これは大型車両でも十分に通行できますし、また道沿いにはホテルも建ち、しかも国道32号には短時間で出られるのを後で知ったからです・・。

 これが判明しましたのはかずら橋で出会った佐世保からのご夫婦のご指摘でした。ワタシが「此処へ来るのにはとても不便な道でしたね・・。途中滝もありましたし、断崖もありましたし、茂みの道は寒すぎましたよ。気温は10度でした・・。」と言えば、「????。」と言う感じで、「あなた方はどちらの道から来られたのですか?。」と聞き返せば、「この上にきれいな道が続いていますよ・・。その坂を上がってから真っ直ぐ行かれるといいですよ・・・。」

 帰りに、この道を通りわずかな時間で国道32号に戻った時に、こんな道があるのはしらなんだ・・・・とまさしく絶句でしたよ。この道はJR大歩危駅の横に出る道で、ワタシはこの道も通ったことはあったし存在は知っていたのですよね・・・、過去に途中まで走っています・・。

 謎が解けたのはよかったですが、それにしても時間の無駄をしたものでした・・。

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 祖谷からは念願の宿題のひとつ、大豊の「日本一の杉」を見に行くために高知に入ってから、大豊にも寄りました。美空ひばりの出身地です。

 でも、大杉と言っても神社の境内、外には鬼のオバサンがいて200円を徴収すると言うのです。別に惜しくはない200円ですが、神社に入るのに有料とは納得のいかない問題で、「入りません・・・。」と外からの見学に変えました。それでも十分でした・・・。

 大豊から高知まではあと少し・・・・、高知市内に入り友人経営の会社のオフィスに顔だけ出して、四万十向けて走りました。かなり疲れていたと思いますよ・・。前日は寝ていないですから・・。だから、伊野から左に行かなきゃいけない・・・と思っていたのに、体は慣れた右手の33号を無意識に選んでしまい、後で気がついて戻らなければいけないことになってしまいました。

 伊野からでも四万十は遠いです・・・。途中の須崎西から四万十中央までは高速道の無料区間・・・。(^_^)西から四万十東までを無料で走らせてもらいました。高速は確かに早くて便利ですが、トンネルが多いのと地上からの高さがあるので、これがワタシにはビビリましたねぇ・・・。それでも100キロで走れるのは快適でした。(^_^)

 四万十市内に入り、沈下橋を佐田・三里・高瀬・勝間と見に走りました。佐田以外は人気(ひとけ)も無く、ひとりでのんびりとした時間を過ごすことが出来ましたよ・・。

 この日の泊は四万十のビジネスホテルココモでした。狭いけれど快適で、大浴場もあり、しかも朝食も無料で感激の一言でした・・・。次の日は6時に起きる予定が7時半まで寝過ごし、慌てて起きたような状態でした。

 四万十市、旧幡多郡中村町はワタシの祖父の出身地です・・。この町はワタシと同じ同姓が意外と多いのですよ・・・。(^_^)

 高知市内で数年前のツーリングで泊まった時には、「何故地元の人が泊まられるのですか?。」と聞かれて、「ワタシは大阪です・・・。」と答えたことがある程でしたからねぇ・・・。

 友達の奥様もワタシの顔を見れば、「おかえりなさい・・・。」と誤解されている程ですから・・・・。(^_^)

 まあまあ、これは置いても・・・・・四万十で泊まるのは始めてでした。

 どうしてかいつもびっくりするのは、落ち着いた静かな町は時間がゆっくり穏やかに流れますねぇ・・・。

 だから、つい間を持て余してしまいます・・・。

 夕飯を外に買いに出たついでにビール・ウイスキーを買い込んで来て、一人でゆっくり飲(や)りながら、落ち着いた時間を過ごせましたよ・・・。それでも9時半には就寝してしまいましたけれどね・・・。

 大阪発13746キロ。四万十着14132キロ。1日目の走破距離は386キロでした・・。(^_^)

 

 まさしく北海道並ですよ・・・。でも、走るのは苦にはならないし、楽しいですから好きです・・・。もともとバイクは、交通の不便な地域への足手段なのですよ・・・。バイクのメカマニアではありません・・・。

 

 2日目と3日目は明日掲載します・・・。(-_-;)

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