ニンゲンウォッチして思ったこと
友人からメールをもらいました。それを読み、ハッと考えさせられるものがありました。
今日は昼飯として11時過ぎに〇〇〇駅前にある「百番」という、夜は居酒屋、昼はランチ屋という店に入ったんです。
店内を見てが毅然としましたですよ。
十数人の客の中に、たった一人だけ40歳代くらいのビジネスマンが居ましたが、他はすべて爺婆だったんです。
だいたい70~80歳くらいでしたかねぇ、中には80歳代半ばくらいの老婆も居ましたねぇ。
だから暗~いンですよ、店内の雰囲気が。
〇〇〇周辺に住んでるリタイヤした連中なんだろうと思いますが、ワタシもその爺婆の一部と化し、黙々とランチを食ったのです。
たったひとり居た40歳代のビジネスマンから、ワタシも同類のように見られてたんかなぁ?なんて思ってしまいましたよ。
爺は爺で、嫁が飯作ってくれへんしとか、不味いしとかで、一方、婆は婆で旦那は先立って、一人分だけ飯作るのもメンドーやし、みたいな空気が漂っていて、「人生は夕暮れから面白い」的な輩どもではなかったですねぇ。
近頃は、昼は△△か、〇〇〇でも駅のホームのすぐ上にある食堂が集まったところで食うので、だいたいがビジネスマンかせいぜい50歳代までの主婦層なんですが、ちょっと違うところで、と思ったのが間違いでした。
もう二度とあの店には行きませんよ。
「人生は夕暮れから面白い」実践せにゃアカンですね。
〔原文のまま。一部伏せています。〕
ん~~、これを読んで何か考えさせられてしまいましたね。高齢化社会の象徴なのか、あるいは疎外された汁婆(シルバー)世代の地域的な現実なのか、昼飯ひとつ・・・と言えど身につまされるものを感じました。
するどく人間ウォッチを猫氏はされるもんだな・・と思いました。
人間ウォッチと言えば、いつもワタシが通る通勤路で、思わぬ事を発見しました。
ワタシは近道として、某駅前のホテル街を斜めに通り抜けていくのですが、たまたま入ったコンビニで煙草を買って外の灰皿で一息ついている時に思わぬ光景を見てしまったんです。
このホテルの裏側一帯にホテル街が密集しています。
そのコンビニがデリ嬢と客の待ちあわせの場所になっていたのですよね。
いつも何人かのオトコがたむろしており、そのオトコに女性が近づいて「〇〇さん・・。」「ハイ・・。」その言葉だけで二人はきまってコンビニ前のホテルか、その隣のホテルに無言で溶け込んでいくのですよ・・・。
画像はイメージです。
中には腕組みして・・というカップルも見られますが、
とてもアベックには見えない、にわかカップルばかりです。ホテルから出て来たカップルは、このコンビニの前で女性が決まって「ありがとねぇぇ・・。」と手を振って、少し先の、置屋らしきマンションに消えて行きます。
別に、にわかカップルを嫉んだりしているのではないですが、この女性達・・・ホントに心底そんな仕事に充実感を抱いているのか、ワーキングプアという現実を耳にするにつれ、ハッと考えさせられましたね。
生活のためにと言えど・・・。
この女性達・・・どんな暮らしをしているのかなぁ・・・・って。
ニンゲンウォッチング・・・・、その奥低に潜む女性の悲しみを見る思いがしました・・・。